避難所の閉鎖 ~6月4日 震災86日目~

~6月4日 震災86日目の日記~

 

ここのところ、また余震が多くなってきました。

昨日の午前1時頃には、福島県のいわき沖を震源とする震度5弱の地震がありました。

また今日は、宮城県で震度3の揺れが。

 

余震は活発な時期とそうでない時期を繰り返すそうです。

いまはまた少し活発な時期になってきているのでしょうか。

心配です。

 

そして何よりも心配なのは、いまだに「宮城県沖地震」はまだ来ていない、

そう言われること。

もうすぐ宮城県沖地震から33年、今度ばかりは「遠慮」していただきたいものです。

 

さて、新聞を読んでいたら、避難所を閉鎖する、というニュースが出ていました。

まずは見出しを見てビックリ。

復興が全然進んでいないというのに、お役所の都合で閉鎖されるのか、

そう思いました。

 

あるいは、施設に倒壊の危険があるので、閉鎖して別の避難所に移るのか、とも。

 

違うんですね。

宮城県岩沼市の話ですが、避難所の住民が全て仮設住宅に入居完了、

ということのようです。

応急仮設住宅、と書いてありました。

それがどんなものかわかりませんが、ひとまずは喜んでいいことかと思います。

 

避難所はプライバシーがないと言います。

緊急時だからそんなことは仕方ない、そう言われる方がいるのも事実。

でも、最初の数日はよくても、だんだんと気になるもの。

 

例えば「大声がうるさい」というのであれば、それは仕方ない面もあるでしょう。

むしろ逆に「自分が迷惑をかけているのではないか?」と

周囲への気遣いで疲弊してしまいストレスになる、そういうケースが少なくない、

そんな話も聞きました。

 

相手の立場になって考えられないのも問題ですが、

相手の立場で考えてしまうのも、決して悪いこととも言えないだけに

難しいところだと思います。

 

何はともあれ、仮設住宅に入って、個人の生活を送ることができること、

よかったと思います。

 

先日打ち合わせに行ったソフト開発の案件、

ようやく帳票レイアウトが送られてきました。

ある程度は先行して進めていましたが、これからが本番。

 

あまり時間がないのも事実ですが、少しでも良いものにしたいですね。

小さな積み重ねが、信頼につながっていきますから。

信頼のないところに、仕事はない、そう思います。

 

ベランダのスイートピーは、か細いながらも懸命に育っています。

少しずつ葉っぱも増えてきています。

3本とも、いまは3対で6枚ずつ葉をつけている様子。

 

もう少ししたら支柱を立てないといけません。

人間もそうですが、一人で立っているのは大変です。

風当たりに対抗するには、支えてくれるものが必要です。


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どん底からの復活者 斎藤 輝男

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東日本大震災は、私から仕事を奪い、どん底に突き落としました。
しかし、私は必ず復活してみせます。このブログでは、その軌跡を残していきます。

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