~5月10日 震災61日目の日記~
ほっと一息、缶コーヒーのCMであったような、なかったような…。
今日は待ちに待った一日でした。
仕事をした報酬が入金される日。
「あれ?仕事を失ったのでは?」そう思われるかもしれません。
今回入金されたのは、2月の分。
遅いでしょう?
会社勤めの人からは考えられないですよね?
でも、個人事業主は、契約にもよりますが、こんなに遅いケースもあるのです。
これが会社同士なら、下請法という法律で守られるのでしょうけど。
何はともあれ、無事に入金されてよかったです。
この震災で経営が危なくなっている企業も多いので、
もしかして、という不安もなかったわけではありません。
と、喜んだのも束の間、右から左へ。
はい、支払いで多くが消えていきました。
このあたりは、会社勤めの方も変わらないかもしれません。
不況で仕事が少ない状況ですから、金額が多少安くても文句は言えない現実。
でも、それでもまだ仕事がある時は良かったのですが、いまは皆無。
探す努力はもちろんしています。
ただ、不況+この震災で、仕事そのものがないのも事実なんです。
年度初めが災いしたというのも、以前の日記で書きました。
と、暗くなってばかりもいられないので、素直に喜ぶことにします。
出費といえば、新たな出費のお知らせが届いていました。
いま住んでいるマンションの賃貸契約の更新です。
それにしても、事務手数料の高いこと。
通常の物品売買であれば、事務手数料なんてないですよね。
お客さんに買ってもらうのに、手数料を取るとはおかしな話。
でも不動産業界だけは違うんですね。
事務手数料、保証料、敷金、礼金、とお金のかかることばかり。
手数料ビジネスというのは、一番儲かる形の一つかもしれません。
普通は人件費としてかかる部分を、顧客から請求するのですから。
かといって、払わないわけにもいかないので、その分は準備しないといけません。
賃貸契約の保証人になってもらっている友人にもお願いをしないと。
その友人は復興のために走り回っているので、
早めに連絡しないといけないですね。
またto doに項目が増えました。
もうすぐ(明日で)震災から2カ月ですね。
ライフラインの復旧は少しずつ、でも着実に進んでいるようですが、
それ以外はどうでしょうか?
原発の問題は?
国の復興策は?
ニュース等で報じられる復興策を見ていると、最大公約数を取ろうとするあまり、
「結局誰のため?」と思うような議論も少なくありません。
そんな議論に嫌気がさしたのか、宮城県の名取市にある閖上(ゆりあげ)地区では、
住民による「考える会」というのが発足したそうです。
避難所の代表、商工会、漁協、水産加工組合、小中PTA、町内会の関係者で構成され、
地域住民ならではのアイディアが続出だそうです。
各地域の意見を全て取り入れていたら復興は進まないかもしれません。
でも、誰も喜ばない復興策だけは立てて欲しくないと思います。
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