確定申告は ~3月13日 震災3日目~

~3月13日 震災3日目~

 

今日もまた天気は良好、気温も比較的温暖です。

昼間は部屋にも明るい日差しが入って来ます。

でも、外に出た方が暖かいみたい。

 

部屋で片付けをしていると、お願いしている税理士さんからメールの着信。

確定申告が終了したとの報告。

 

そう、確定申告の時期なのでした。

例年、ギリギリになってしまう自分。

私がお願いしている税理士さんは関東、

しかも今回の震災の被害がひどくない地域で開業されているので、

震災後も普通に申告作業を続けていらしたようです。

これが地元の税理士さんだったら、きっと被災して業務が停止したことでしょう。

領収書のコピーも送ったのですが、

たまたま震災の前日に宅急便の営業所に直接持ち込んで発送したので、

震災の頃にはすでに税理士さんの手許についていたのでした。

ラッキーでした。

 

お礼のメールを送信して、片付けを継続。

部屋の中はほとんど片付いたので、物置に。

ここは自作の整理棚があり、某激安ストアのように圧縮陳列しているので、被害が心配。

 

恐る恐る戸を開けて中を見ます。

 

やめました。

すぐには片付きそうにはありません。

前日から頑張って片付けてきましたが、自分自身が電池切れのようです。

 

これからどうなるんだろう。

 

突然、ばく然とした心配に襲われます。

家屋の被害もそれほどではなく、両親も無事でした。

でもやはり不安なんです。

 

海沿いの地域の方たちのことを考えると、

被害が少ない自分はもっと頑張らないと、そう思うのですが、

得られる情報が少ないためでしょうか、

どうすべきか、まとまらないのが正直なところです。

 

昼食をとり、トイレのためにバケツを手にして近所の川に水を汲みに行きます。

水って実際に運んでみると、思った以上に重いものです。

これを持って階段を上がるのは正直しんどい。

危機管理の上から考えれば、高層マンション(私は違いますが)に住むのも考えものです。

 

水を汲んで、マンションに戻ります。

電気が止まっているので、ずっとオートロックのドアが開いていました。

さあ、頑張って階段を登るぞ、とマンションに入ろうとすると、

 

ドアが閉まっています。

開きません。

 

なんと電気が復旧してドアが閉まったのでした。

 

出る時は開いていたので、開錠するためのカギは持たずに外に出ていました。

入れません。

 

たまたま中から出て来る人がいたおかげで入れました。

危ないところでした。

 

電気が復旧したので、水も出るようになりました。

 

トイレで変な音がします。

配管に空気が入っているので、水が断続的に出てきて、周囲に飛び散っています。

タオルを蛇口にかけて飛び散らないようにします。

 

これで水道と電気が使えるようになりました。

 

それにしても、私が住んでいる所は被害が軽かったほうです。

 

沿岸部では、電柱も津波によって流されました。

もちろんガスや水道もあちらこちらで寸断されています。

こういった地域では、変電所も被災していますので、

いつになったら復旧できるか、全くわかりません。

電話も通じないので、友人や家族がどうしているか、全くわかりません。

道路も寸断されていますし、このような状況で車で行けばかえって迷惑になります。

またガソリンも手に入りにくい状況です。

 

無事でいることを祈ることしかできない、すごくもどかしいです。


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どん底からの復活者 斎藤 輝男

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東日本大震災は、私から仕事を奪い、どん底に突き落としました。
しかし、私は必ず復活してみせます。このブログでは、その軌跡を残していきます。

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