さて、前回は出品価格の設定について書きました。
簡単に復習すると、安ければ売れるというものではなく、
出品価格から仕入(してよい)価格が決まる、ということになります。
では、出品価格以外の「売れるかどうかを決定する」要素には
どんなものがあるでしょうか。
今回はそれを考えてみたいと思います。
価格もそうですが、大切なのは「お客様目線」。
つまり自分が顧客の立場ならどんな出品者から買うか?ということです。
これって、どんな教材でも書かれているポイントですが、意外と難しいものです。
なぜなら自分が売る立場になると、途端に「お客様目線」を忘れてしまうんですね。
不思議なものですが、売り手目線の「思いこみ」で売ろうとしてしまいます。
そうするとなかなか売れないわけです。
では、自分が買う立場になった時に、どんな出品者から買うか、考えてみましょう。
もちろん商品の価格も大切です。
あとは、商品の状態も気になりませんか?
直接お店に行って商品を買う場合は、わからないことは店員に確認したりします。
ではアマゾンのようなインターネット通販の場合、いちいち出品者にメールして確認するでしょうか?
確認する人もいます。
でも、面倒だからと意外にも確認する人は少数で、
まして同じ商品で何人もいる出品者の中の複数にメールを出して確認する人は
ほとんどいないのではないでしょうか?
そうなると大切なのは、商品説明です。
特に中古の場合は、商品の状態(キズや汚れなど)を書くのは基本です。
それと意外に忘れがちなのが特典。
特に限定盤の場合には、特典が揃っているのか、特典は未開封なのか、
といったことが売上を左右する情様なポイントになります。
AKB48の例でいえば、握手券が入っているか、
あるいは最近の例では総選挙の投票券が入っているか、
そういったことは記入必須事項です。
商品の状態と共に大切なのが、発送に関する情報。
アマゾンの倉庫からの発送なのか、自宅(自店舗)からの発送なのか、
梱包はどうなのか、注文を受けてからどれくらいの時間で発送できるのか、
そういったことをきちんと書いておくと、お客様は安心して購入することができます。
こういった内容は、初めての出品の際は、なかなかうまく書けないかもしれません。
そんな場合は、他の出品者の説明文を参考にしましょう。
以前も書いたとおり、それぞれのジャンルでよく見かける出品者がいると思います。
そういう出品者は説明文も慣れているというか、
無駄なく必要な情報を網羅していることが多いものです。
遠慮なく参考にして自分なりの説明文を工夫してみて下さい。
では、また次回。
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